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Yes We Can

Wall Street Journalが選ぶ、今年のBest & Worst Ads。Bestの候補にこの超有名なミュージックビデオが。



これは、Black Eyed Peasの中心メンバー、will.i.amが、Barack Obamaの有名な演説にインスピレーションを得て作成したもの。その演説とは、「クリントンの涙」で有名になった2008年1月8日のニューハンプシャー州での予備選挙で僅差で破れたObamaが、支持者に向けて、


「Yes We Can」


を連呼した印象的な演説だ。



Obama陣営の公式サイトには、この演説の全文も掲載されている。
http://my.barackobama.com/page/community/post_group/ObamaHQ/CGTN

will.i.amはこの演説をそのまま使って曲を乗せ、友人達に呼びかけてこのビデオを僅か2日で作り上げたのだそうだ。彼は、Obamaのスピーチに、キング牧師や、ケネディ大統領、リンカーンに通じるものを感じたと、語っているとか。

YouTubeにこのMVがアップされたのが2008年2月2日。今日の時点で1,500万回近く視聴されたと表示されている。この曲の公式サイトなども合わせると、2,000万回にもなるそうだ(WSJの記事より)。

先日のエントリーでもObamaの「言葉の力」についてコメントしたが、この曲を聴いていると、その思いが新たになる。

少し話は変わるが、才能ある人々の影響の伝播がこういう形あるものに比較的容易に昇華するというのが、本当にアメリカらしいと思う。誰かが多少のリスクを取ってアクションを起こし、それに触発されて別の誰かが自分なりのアクションを起こし、それが地域や社会全体の中での大きな動きを形成するというダイナミズム。

ここにいると、不思議とアクションを起こしたくなる。
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2008/12/23(火) | 生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

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