この国の首都、Washington DCに行ってきた。Phiadelphiaから車を飛ばして3時間弱。I-76からI-95に乗り、Delaware、Marylandを越え、ひたすら南西へ。BaltimoreからはBaltimore-Washington ParkwayでWashington入り。2002年に全面改装を終えたというこの道は、今回のドライブの中でも特に快適だった。
まずはNational Museum of Natural History(NMNH、国立自然史博物館)へ。
珈琲Jr.大興奮、と思いきや、意外にもびびり気味の様子。まあ確かに人骨やら大蛇やら(彼が現在最も苦手とする)猛獣の類がこれでもかというくらい展示されているのだから仕方無いか。
このNMNHを含むSmithsonian Institution(スミソニアン博物館、いや、博物館群、というべきか)は、「知の向上と普及(increase & diffusion of knowledge)」のため、イギリス人科学者、James Smithsonの意志と遺産により1846年につくられた。今回の一泊の旅行では、Washingtonだけで16もある全ての施設を回ることなど到底できない。そして、その全て施設が入場無料であるそうな。
NMNHからは、Washington Monumentを遠くに見つつ、White Houseに向かう。途中、Department of Commerce(商務省)の巨大な石造建築物の入り口の一つにこんな文字が刻まれていた。
"Commerce among nations should be fair and equitable - Franklin"
アメリカが通商政策で何かとquoteすることの多い、Benjamin Franklinによる言葉だ。そう、彼は珈琲男が通うUniversity of Pennsylvaniaの創設者でもある。
そして、White House。
フェンス越しにこの1600 Pennsylvania Avenueというアメリカで最も有名な住所で知られる建物を一目見るべく、各国からの旅行者が群れをなしている。
アメリカの政治・行政機関と、このスミソニアン博物館群がぎっしりと詰まったこの街を歩いていいると、ここがアメリカ最大の無料テーマパークであるかのような感覚にとらわれる。そう、「政治」と「知」のテーマパーク。いや、そこに展示されているものは、アメリカの「威信」や「プライド」なのかも知れない。歴史ある街、といっても、ほぼ全ての建物がせいぜい200年ほど前に建てられたものだから、ヨーロッパの建築物と比較するとどれもピカピカしていることも、珈琲男がテーマパークを連想したことに影響しているかも知れない。
この晩は、ホテルのすぐ横にあったレストラン、Occidentalで夕食をとることにした。
White Houseから直線距離で200mと離れていないこのレストランは、何でも歴史上の重要なイベントの舞台になってきたのだそうだ。レストランのサイトには、こうある。
キューバ危機で世界が揺れる1962年10月。第三次世界大戦を世界が覚悟し始めるなか、旧ソ連の謎の人物がABCテレビのレポーターにキューバからのミサイルの撤退を示唆したことが解決の糸口になった、とされている。そして、その極秘の会談が行われたのがこのレストランだった、という訳。
今回は予約なしの飛び込みだったが、たまたま案内されたのがなんとそのボックス席だった。
Occidental、といえば、今アメリカでちらほら話題にのぼるのが、LAにあるOccidental College。かつてObamaが通っていたということで一躍有名になった(ただしコロンビア大学に編入したため、卒業はしていない)。
宿泊したのはWillard Continental Hotel。
このテーマパーク、また次に来たとき、改めてじっくりと味わってみたい。何しろ、珈琲Jr.が今回の旅行で一番気に入ったのがこの葉っぱ遊びと、
ホテルのお風呂(Philadelphiaの珈琲家にはバスタブが無い)だったみたいだし・・・。
まずはNational Museum of Natural History(NMNH、国立自然史博物館)へ。
珈琲Jr.大興奮、と思いきや、意外にもびびり気味の様子。まあ確かに人骨やら大蛇やら(彼が現在最も苦手とする)猛獣の類がこれでもかというくらい展示されているのだから仕方無いか。
このNMNHを含むSmithsonian Institution(スミソニアン博物館、いや、博物館群、というべきか)は、「知の向上と普及(increase & diffusion of knowledge)」のため、イギリス人科学者、James Smithsonの意志と遺産により1846年につくられた。今回の一泊の旅行では、Washingtonだけで16もある全ての施設を回ることなど到底できない。そして、その全て施設が入場無料であるそうな。
NMNHからは、Washington Monumentを遠くに見つつ、White Houseに向かう。途中、Department of Commerce(商務省)の巨大な石造建築物の入り口の一つにこんな文字が刻まれていた。
"Commerce among nations should be fair and equitable - Franklin"
アメリカが通商政策で何かとquoteすることの多い、Benjamin Franklinによる言葉だ。そう、彼は珈琲男が通うUniversity of Pennsylvaniaの創設者でもある。
そして、White House。
フェンス越しにこの1600 Pennsylvania Avenueというアメリカで最も有名な住所で知られる建物を一目見るべく、各国からの旅行者が群れをなしている。
アメリカの政治・行政機関と、このスミソニアン博物館群がぎっしりと詰まったこの街を歩いていいると、ここがアメリカ最大の無料テーマパークであるかのような感覚にとらわれる。そう、「政治」と「知」のテーマパーク。いや、そこに展示されているものは、アメリカの「威信」や「プライド」なのかも知れない。歴史ある街、といっても、ほぼ全ての建物がせいぜい200年ほど前に建てられたものだから、ヨーロッパの建築物と比較するとどれもピカピカしていることも、珈琲男がテーマパークを連想したことに影響しているかも知れない。
この晩は、ホテルのすぐ横にあったレストラン、Occidentalで夕食をとることにした。
White Houseから直線距離で200mと離れていないこのレストランは、何でも歴史上の重要なイベントの舞台になってきたのだそうだ。レストランのサイトには、こうある。
Many important events have occurred at the Occidental. The most important was a 1962 clandestine meeting between John Scali, an ABC-TV State Department Correspondent, and an unidentified KGB Agent that led to the official negotiated settlement of the Cuban Missile Crisis. A plaque that hangs above it identifies the booth at which this meeting took place.
キューバ危機で世界が揺れる1962年10月。第三次世界大戦を世界が覚悟し始めるなか、旧ソ連の謎の人物がABCテレビのレポーターにキューバからのミサイルの撤退を示唆したことが解決の糸口になった、とされている。そして、その極秘の会談が行われたのがこのレストランだった、という訳。
今回は予約なしの飛び込みだったが、たまたま案内されたのがなんとそのボックス席だった。
Occidental、といえば、今アメリカでちらほら話題にのぼるのが、LAにあるOccidental College。かつてObamaが通っていたということで一躍有名になった(ただしコロンビア大学に編入したため、卒業はしていない)。
宿泊したのはWillard Continental Hotel。
このテーマパーク、また次に来たとき、改めてじっくりと味わってみたい。何しろ、珈琲Jr.が今回の旅行で一番気に入ったのがこの葉っぱ遊びと、
ホテルのお風呂(Philadelphiaの珈琲家にはバスタブが無い)だったみたいだし・・・。
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2008/12/31(水) | 生活 | トラックバック(0) | コメント(0)