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こどもを増やすという国策

昨晩のフィリーズ観戦では、入場口のところで子供向けのプレゼントが配布されていた。フィリーズのキャッチャー、Carlos Ruiz(カルロス・ルイス)のプロテクターをかたどったバックパック。こういうグッズの配布はかなりの頻度で行われているようだ。

観客席についた早々このバックを背負って応援しはじめる珈琲Jr.。翌朝のプリスクールへの登校もこのとおり。もうすっかりフィリーズファン。

子供

しかしアメリカは全体として子供に優しい、と思う。

バスに乗れば席を進んで譲ってくれ、道を歩けば話しかけてくれ、レストランで騒いでも(相当程度に)寛容だ。こんなプレゼントを渡すときも、決して事務的にはならない。子供を喜ばせたい、という雰囲気いっぱいで渡してくれる。

子供に甘い、というのとは全然違う。実際、子供にしつけをすべし、という親へのプレッシャーは日本よりも厳しいと感じることもしばしば。もちろん体罰の類のことをいっているわけではない(それはこっちでは大罪だとされている)。理性的なやり方で子供を社会的な存在ならしめるために親としてあなたは何をしてるわけ?、という周囲の無言のプレッシャーは随分と強い。

でも一方で、子供をものすごく大切な社会的存在としてみてくれるように思う。




民主党政権は子供手当をくれるという。マニフェスト通りなら月額26,000円。毎月の保育園代には足りないが、それでも少なくはない。

「こどもを増やす」という国策における、経済的インセンティブを通じたコントロールということだろう。どうもこの本のことを最近ずっと考えている。

日本でこどもと過ごした経験も踏まえれば、「こどもを増やす」という国策においては(これが超重要課題だというのは全くもって賛成だ)、「社会的規範」をどうコントロールするか、という視点がものすごく大事だと思う。「子供はこの社会に大切な存在である」「子供をもつ親には何か手を差し伸べよう」という「規範=norms」。「規範」が固ければ「雰囲気」だって構わない。「職場の『雰囲気』を変えればいいんじゃないか?」なんて議論は以前は自分には随分とナイーブに聞こえたけど、実際ケースによってはかなり有効な打ち手になり得る。要するに、全体として何を善と信じるべきかを設定してそれをどう浸透させるか、という高レベルの打ち手。

いろんな価値観をひっくり返す必要はない。こどもを持たないという選択は十分にアリだ。でも、全体として「子供を重んじる」という「規範」がその社会に備わったなら、その効果はものすごいはず、と思う。

国家戦略でも企業戦略でも、「打ち手」のコストと「結果」の価値が比較検討されるものだろう。定量化は易しくない。でもそういうアタマを使っているはずだし、そうすべきだ。

子供手当の26,000円。これを定量的に論じるには自身にはちと情報と知恵がない。それにレッシグが主張するように、コントロールはあくまで「法」「規範」「市場」「アーキテクチャ」の「総体」だ(この4分類を完全無欠の整理と信じるかはまだ分からないが、コントロールがそれらの「総体」だということには賛成)。最も議論されるべきは26,000円のインセンティブの有効性というよりも、他のコントロールとの組み合わせにおける有効性だろう。
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2009/08/31(月) | 生活 | トラックバック(0) | コメント(3)

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珈琲妻

『No title』

Jr.がすっかりHowardファンになって、「Go Howard!!」って叫んだら、
前の座席のおばさまがちょっと後ろを振り返って、にっこり微笑んでくれた。
アメリカのこんなところが、大好きだ。

2009/08/31(月) 23:02:14 | URL | [ 編集]

タケナカ

『No title』

親になりたての身としては、子供手当ては、金額は中途半端、目的も不明確だし、将来世代の負担を先食いするものだから反対。やるのなら、お金を無作為にばら撒くのではなく、待機児童や奨学金のような差し迫った問題の解決に投資してくれた方が、親も子も安心して子育てできると思います。そういう点では、他のコントロールとの組み合わせが断絶した政策なんじゃないかと。
・・・とまじめに語る以前に、単なる人気取り政策なのかもしれんけどね。

しかしJr,氏は大きくなられましたなぁ~

2009/09/02(水) 23:00:20 | URL | [ 編集]

珈琲男

『No title』

「政権交代」を最上の目的とした組織がその手段として打ち出した政策の一つやからね。一度いろんなしがらみをチャラにできるという意味で「政権交代」そのものにむちゃくちゃ意味はあると思う一方で、こと「こどもを増やす手段としてどの程度有効か」「費用対効果としてどう評価すべきか」という点に絞っていえば、むちゃくちゃ疑問やね。

Jr.は9月からクラスでも最年長になり(一つのクラスに多少違う年齢の子供が一緒に入れられる)、かなりお兄さん気分。傍目からみて波にのってます。

2009/09/02(水) 23:22:23 | URL | [ 編集]

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