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ローレンス・サマーズの望遠レンズ

ローレンス(ラリー)・サマーズがペン大にやってきた。

クリントン政権で財務長官、その後ハーバード大学学長を務め(女性差別的な発言がきっかけで辞任)、現在はオバマ政権下の国家経済会議(NEC)議長。将来のFRB議長候補の一人とも聞く。

サマーズ

なんでもペン大とは彼の両親がペン大の教授だったという縁があるのだとか。今回の講演会はウォートン主催のイベントではなかったため、たまたま入手できた情報。元セントラルバンカーで日本人同期で最も熱い男、Uめさんと一緒に会場に向かう。


講演の内容を事前によく知らないまま出かけたところ、これがなかなか面白かった。

「1990年から2020年の約30年間を、今から300年後の歴史家が振り返ったら、どんな時代としてそれを記述するだろうか?」

こんな刺激的な問いかけで始まった講演で、彼はこう続けた。

冷戦の終わり、すなわち資本主義の共産主義に対する勝利か?それとも西側諸国とイスラム圏の戦いの始まりか?両方とも確かに重要なイベントだけど、300年後の歴史家にとっては必ずしも同じように重要ではないだろう。当然、今の経済危機からの立ち直りでもなければアメリカの保険制度改革でもないよね。」

「歴史家がこの時代を一言で記述するなら、それは、開発途上国の世界的な隆盛とそれが世界秩序に与える巨大な影響だと思う。今、例えばインドや中国では、一人の人間の人生約70年というスパンのなかで、ものすごい経済成長が起きている。これまで観なかったテレビを観て、乗らなかったクルマに乗って、行かなかった旅行に行っているというような大きな変化が起きているわけだ。そして、この変化は世界秩序にものすごい不安定さとリスクをもたらすことになる。」

今は、開発途上国の成長を世界の安定につなげられるか、人間の叡智が試されているときだ。グローバルな問題に対する新しいグローバルなアプローチが必要だし、気候変動にも対応しなきゃならない。もはや開発途上国を先進国の単なるマーケットとして見なすのではなく、健全な競合関係を構築する必要もある。それができるかどうか、今の時代に生きる我々は試されているのだ。」

こうして自分のレンズをぐっと引いてくれる人に時々は触れたいものだ。

話を聞いていて、ずっと前から気になってたこの本はやっぱり早めに読もうと決めた次第。

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(2006/04)
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2009/10/22(木) | MBA | トラックバック(0) | コメント(2)

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タケナカ

『No title』

この本、日本語版があまりに読みにくくて断念した記憶があります。かふぇおさんなら原書で読めると思うので、サクッと読んで要約をかいつまんで教えてください!(笑)

2009/10/24(土) 06:18:47 | URL | [ 編集]

珈琲男

『No title』

え、そうなの?かくいう私も日本語版がある教科書はほぼ確実に日本語版も買って流し読みしてます。やっぱり圧倒的にそのほうが早いので。あまりに早く読めるので、アメリカ人のやつら、普段こうやってさらっと読んでんじゃねえか、と思うと、やややるせなくることもなきにしもあらずです。

2009/10/24(土) 09:59:31 | URL | [ 編集]

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