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Divide and Conquer ~分割して統治せよ~

もうそれこそMBAでいくつとなくこなしてきた、グループワーク。Whartonってなぜか一部で個人プレー中心ののクールな学校と思われている節があるけど、それは完全に間違った見方で、1年時のコア科目でも2年時の選択科目でもグループでの課題がわんさと出される。例えばこんな感じで

このグループワークで必ず目にするのが、MBA生の「divide and conquer = 分割統治」的な作業の進め方。やや乱暴にいえば、仕事をさっさと分けて、個人ベースで作業をし、最後にがっちゃんこして、ちゃちゃっと全体を調整して提出してしまおう、というもの。

自分自身の思考の癖だと思うんだけど、どうしても全体像を頭に入れながらでないと個別のタスクに携わる意味を見いだせない珈琲男としては、初回のミーティングで大した全体像も見えないままにタスクを分けるところから始めようとする彼らのやり方に、当初ものすごく違和感を覚えたものだ。「全体として何をやろうとしてるか誰も分かってないのに、何で個別の作業に取りかかれるわけ?」みたいな。

夏に交換留学したINSEADでも(というかINSEADでは更に)この「分割統治」的アプローチが顕著だったから、総じてどのビジネススクールでも見られる作業プロセスなんだろう。そもそも各個人が時間に追われるMBA生としては、全体で集まるためのスケジュール調整一つとっても大変だから、自然とこんなアプローチになるのは分からなくもない。

ちょっと調べてみたら、「divide and conquer = 分割統治」ってプログラミングの世界にもある概念なんだね。複雑で大きな問題を効率的に解くための手法で、大きな問題をいくつかの小さな問題に分割して個別に解決していくことで、最終的に大きな問題を解決する方式なんだそうな。

もっと一般的なのは、世界史における「分割統治」だろうか。古くはローマ帝国やモンゴル帝国による広大な領土の支配やヨーロッパ列強による植民地支配まで、時の支配者の統治方法として広く使われてきた。

2年生になっていくつかグループワークをこなすようになって、この「分割統治」のアプローチをうまく機能させるコツみたいなのが分かってきた。それは、最初の仕事の分け方の質を上げること。ポイントはふたつ。

まずはいかに全体の解につながる可能性が高いモジュールを設計するか。これは頭を使う。最適なタスクの分け方はすぐには分からないけど、安易に作業を分けると最後にパーツをくっつけても大きな問題には答えられない。全然知らないけど、プログラミングでも最初のモジュール設計が命なのではないかと想像する。

もうひとつは、いかに公平感のある仕事の分け方をするか。これはどっちかというと心配りの問題。ここで誰かに作業が偏ったり、フリーライドを許容すると、どこかでチームワークにきしみがでる。

はっきりいって、「分割統治」という考え方をはなから否定して、例えば「みんなで全部の問題をちゃんと一緒に考えようよ」なんていうアプローチを取るのはMBAの現場では絶対に無理だしナンセンス。いきなりチームから外されるのがオチ。だから、「分割統治」を大前提にして、仕事の分け方に徹底してこだわる(但しここに時間をできるだけかけないで)、というのがグループワークのキーだと思う。

「分割統治」も上手くやればものすごく生産的だと最近ちょっと見直している。
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2009/11/25(水) | MBA | トラックバック(0) | コメント(0)

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