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志的ドSなインド人

Class of 2010の最年長に近い、Ashwini。アラフォー。Whartonの日本人コミュニティーとも何かとつながりの深いインド人だ。昨日の記事に絡めて、こんな志的ドSな学生もいますよ、という話。

先日学校で勉強しているとつかつかと近づいてきて突然ランチに誘われた。何だろうと思って学校近くのカフェで話してみると、日本の情報通信、とくに携帯市場に興味がある様子。何でも彼は学部では電気通信を勉強していたのだとか。ドコモが最近タタ傘下の通信キャリアの株式を一部取得したことについても突っ込んだ質問をされた。珈琲男自身はその案件に詳しいわけではないけど。

なんでもインドの携帯電話市場では一ヶ月あたり1,500万件もの新規加入があるのだとか。年間2億件に迫るハイペース。しかもごく単純な音声通話を求める層からiPhoneやBlackBerryなどのスマートフォンを使い倒す層まで、需要サイドの不均一性も甚だしいそうだ。何かと閉塞感がある日本とはビジネスのダイナミズムが全く違うという雰囲気が伝わってくる。

話は次第にお互いの今後のキャリアへ。

インドの首相官邸で国政に携わったり、ゴアの港湾で数万人の職員を取りまとめていたという彼は、公的部門でのキャリアアップ、更には政界進出への意欲を隠そうとしない。

ランチをしたカフェからウォートンの校舎へ戻る道すがら、こんなことをいった彼の目は真剣そのものだった。

「国の隆盛を長い時間軸でみれば、インドが世界のなかで他国の後塵を拝していたのは実はごく短期間なんだ。確かに大英帝国によって植民地支配されてから現代にに至るまでの期間、インドはずっと停滞していた。でもそれは長い歴史のなかではごく短かな例外的な期間なんだ。イギリス人がインドの富を持ち去ったことには未だに大きな怒りを感じるけど、ヨーロッパなんてインドから見れば長く未開の地だったんだ。」

「いまのインドの問題は、超優秀な人材の流出だ。とびきり優秀な人材はアメリカやイギリスにどんどん流出していく。そこで家族をもち、彼らの子供は国外に留まる。今の経済状態では彼らがインドに帰ってくることはないだろう。あまりに生活レベルの格差が大きいからね。ウォートンのインド人学生を見れば分かるだろう。みんなここでの職探しに必死だよ。」

「もちろんそれは分からなくもないけど、何か違うと思うんだ。アメリカに留まっていい暮らしをしようとは思わない。自分の使命はインドという国の発展だと思ってる。」

こんな志的ドSなAshwiniは、卒業要件の19単位をさっさと取得して年末にはインドに帰って公職に復帰するそうだ。一年生の春学期には7単位も取ってしまったのだとか(5単位取るだけでも普通はしんどいのに)。志的ドSかつ知的ドMな学生も存在するにはする、ということだろう。
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2009/11/26(木) | MBA | トラックバック(0) | コメント(0)

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