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経験を伝える、経験から学ぶ、という文化

振り返ってみるに、ウォートンなりMBAの面白いところは、学校にいつも誰かしら面白いゲストスピーカーがやってきてその経験や知見を語ってくれること。授業や学校全体の公式行事として招聘したり、学生がクラブ活動などとして企画したり。コカコーラのCEOインドの世界的な宗教家から地元のちょっとした起業家まで、実に幅広いバックグランドの人達がひっきりなりに学校を訪れる。一日に複数の講演が重なることもしばしば。珈琲男も藤本隆宏教授夏野剛氏をウォートンに招聘して知見を語っていただく活動に関りもした。

学生もこういう機会をとても大切にしており、著名なゲストだとウォートンで最大の300人超収容のホールが講演開始のずっと前に満席御礼になる。珈琲男はこういう機会にかなりの頻度で参加しているが、満席だったり都合がつかなかったりで、いくつかのイベントを逃した。カルロス・ゴーンだったり、最近ではマジック・ジョンソン(懐かしい!)だったり。あ、あとそういえばしばらく前にテクノロジークラブがMCハマー(さらに懐しい!)を呼んでたな。

経験者の話を聞く機会というのは地域社会にも溢れている。例えばしばらく前、自宅にこんなチラシが放り込まれていた。

著名人講演(Kimmel Center)

著名人がフィラデルフィアはキンメル・センター(フィラデルフィア交響楽団の本拠地)で講演しますよ、という宣伝。一講演あたり$400前後と値は張るが、「World is Flat」の著者であるトーマス・フリードマン、デ・クラーク元南アフリカ大統領、などなど、蒼々たるメンバー。アメリカでは講演ビジネスが随分と発達している、ともいえそうだ(何しろ講演者専門のマネジメント会社も存在する)。

ネット上の講演でいえば、最近有名なのはTEDだろう。上のチラシ左下にも出ている作家、エリザベス・ギルバートの創造性についての講演は、珈琲男のお気に入りのひとつ。日本語字幕付きでも見られるし、これ、必見。



語り手となる機会は、何も著名人に限らない。例えば、悠梧が通う学校では、ペンシルバニア大学の付属の学校で親が国際色豊かで研究者が多い、ということもあり、生徒の親が時折教室を訪れては子供たちにいろんな話をしてくれる。自らが研究するエジプトの話だったり、出身国の文化だったり。珈琲妻も3度ほど教室で日本の文化を紹介してくれた(珈琲男も助手として協力)。

このような、経験者の語りから何かを学ぶ、という文化がもっと日本にあったらいいのに、と思う。学校では生徒が、企業では社員が、地域社会では一般市民が、それぞれ語り手から何かを学ぶ、という文化。

思うに、語り手、聞き手にそれぞれ必要なスキルや態度があると思う。

語り手についていえば、経験を結晶化して意味あることを伝えること、守秘義務の範囲を常識的に判断すること、そもそも分かりやすくかつ面白く話すスキルを身につけること、などなど。

意外に聞き手側にも大切なことが多いと思う。

問題意識をもって聞くこと、細かいことで揚げ足をとらないこと、最低限の礼儀をもちつつも必要以上に相手に対してかしこまることなく、一人の同じ人間として為してきた経験を感じようとすること、一つ一つの機会を大切にして人から何かを学ぼうとすること、話をしに来てくれたことに対して感謝すること、他の参加者のためになるくらいの質の高い質問を簡潔にすること、など。

こうした文化の形成に、例えばTEDxTokyoなんかが貢献してくれたなら、と思う。
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2010/05/13(木) | MBA | トラックバック(0) | コメント(0)

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